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古瓦をめくり(剥ぎ取り)ます。
クレーンを使用するか手作業で降ろすかは、建物の大きさ、敷地の広さ、周りの環境などを考えて決めます。
階下には家主さんがお住まいなので、細心の注意を払いながら工事を進めていきます。
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古瓦をめくる際、大量の砂ホコリが舞います。
当店は出来る限りクリーンカーを使いますので、ご近所への影響を最小限に抑えます。
ルーフィングなどの下葺き材も撤去し、屋根裏もキレイに掃除します。
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下地の状態を見て、必要があれば補修・補強を行います。
写真の野地板はだいぶ痛んでいたため、完全に撤去し、新しく張り替えを行いました。
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下地の状態が悪い場合は補修します。
既存下地を撤去し、新しく野地板・構造用合板を張る方法と、既存下地の上に構造用合板を張る方法があります。
どちらにするかは、お客様と話し合いの上決めます。
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ルーフィングを貼り、縦桟の上に瓦棒を打ちます。
縦桟には、万が一瓦の下に雨水が浸入した場合に、雨水を軒先へ流す役割があります。
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軽量でズレない引掛け葺き工法で葺いていきます。
全数ステンレスの釘でしっかりと留めます。台風が来ても飛ぶ心配はありません。
棟部分は地震の揺れでも落下しないよう瓦同士を銅線で縛って積みます。
もちろんご要望があれば昔ながらの土葺き工法で葺く事もできます。
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完成です。
瓦が変わると、ガラリと見違えます。
瓦は、美観の面でも機能の面でも住まいの重要な構成パーツ。
瓦をきちんと維持すれば、より長く住まうことができます。
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